朝、芸大に来ると、もう割れんばかりにキャンパス内にセミの鳴き声が響いています。どこにいるのかと探してみたんですが、キャンパス内の木はみんな背が高いのでなかなか見つけることが出来ません。この夏休みの目標に「キャンパス内でセミの写真を撮る!!」を掲げて、学内の隅々まで歩き回ろうと思います!! さて先日、14号館にて大阪芸術大学管弦楽団の『学内定期演奏会』が開催されました♪♪ F.メンデルスゾーンの交響曲第3番作品56『スコットランド』、J.シベリウスのカレリア組曲などが演奏されました♪♪ さらに、碇健雄さん(大学院2年)がクラリネットでソリストとして出演。W.A.モーツァルトの『クラリネットと管弦楽のための協奏曲』の演奏が披露されました。 そんなオーケストラと演奏した碇健雄さん(大学院2年)にお話を聞きました。 >>オーケストラをバックにした演奏は緊張しませんか? 「今回は、エネルギーがかなり要りましたね。演奏中は言葉では伝えられないので、音のニュアンスで伝えなければいけません」 >>大学院ではどんな勉強をするのですか? 「基本的に個人レッスンが多いけど、よく言われるのが“100回の練習より1回の本番”。本番を経験することで課題を見つけて、また練習しています。」 >>管弦打を専攻している院生が4人いるそうですが、ライバル意識はありますか? 「それがなんと偶然楽器がバラバラなので、そこまでライバル意識はありませんが、お互いに意識はしていると思います」 また、3号館ホールでは『Lunch Time Concert』が開催されました。 メンバーは大学院生と学部生の計6名。普段声楽の勉強をしていて、ミュージカル曲が好きなんだそうですが、学校ではクラシックがメインで、なかなかミュージカル曲は習えなくて発表する場もなかったそうです。そこで、自主企画のコンサートを開催して、ミュージカル曲を思いっきり歌おうと、このLunch Time Concertを企画しました。 >>お疲れ様でした!コンサートを終えてどうでしたか? 「自主企画のコンサートは難しいと改めて実感しました。連絡を取って練習日程を調整するのが大変でした。 >>クラシックとミュージカルとでは歌い方は違うんですか? 「声の出し方がやっぱり違います。クラシックのままで歌うとミュージカルの良さが出なくて…。クラシックは自分の声の良さをどれだけ綺麗に出せるかを求められますが、ミュージカルは楽しさとかまた違ったものが求められるので、その点も難しいです。」 「クラシックみたいに弾くとリズムが重くなってしまうので、なるべく軽く弾いたんですけど…、わかりましたか?(笑)実は、ピアノは中学3年生で友達に教えて貰って、1年ぐらい一人で勉強して、高校1年生の冬に習い始めて…」 えっ、そうなんですか?ワタシもピアノの勉強しようかな? >>皆さんは普段の授業ってどんな内容なんですか? 「大学院は個人レッスンばかりというイメージがありますが、そうでもなくて自分が勉強したいことができることがいいです。」 「学部はとにかくオペラの授業が大変!アンサンブルとか合わせるのがなかなか…“来週までに”と言われると授業外で集まって必死に練習しています。授業は練習の場ではなくいわば発表会!授業で練習していてはいけないとよく言われます。」 今後は11月に学内でコンサートを予定していて、学園祭では「フィガロの結婚」のハイライト上映が予定されています。 芸大の近くを流れる石川で、よく楽器の練習をしている学生がいるそうです♪♪晴れた日に散歩に出掛けると、美しい音色が聞こえるかもしれませんよ! |
アートイベント(学内)
2009年7月24日
2009年7月 9日
蓄音機は、1877年にトーマス・アルバ・エジソンによって、声や音を記録し、再生する道具として発明されました。大阪芸術大学には1890年代から1950年代にかけてエジソン社、ビクター社、コロンビア社や日本製の、シリンダー式やディスク式の蓄音器などを約250点、また当時のレコードも多数所蔵しています。 19世紀の終わり頃、1877年にエジソンが円筒式蓄音機を発明し、1887年にベルリナーが円盤式蓄音機を発明します。 今まで生演奏でしか聴けなかった音楽が、蓄音機とレコードがあればいつでも、どこでも、好きなときに好きな音楽が聴ける、このことに注目したのはベルリナーでした。 彼が作り出したレコードは、音楽の在り方を変える大きな力となっていきます。劇場やミュージック・ホールに出かけなくても流行っている音楽を楽しむことができるようになっただけではなく、レコードのための音楽が作られるようになっていったのです。10インチレコードなら2〜3分、12インチレコードなら4〜5分収録することができ、作曲家達がこの長さの曲を作っていったのです。 そして、レコードによって、世界中の音楽をどこにいても聴くことができるようになり、様々な国、地域の音楽が影響し合い、融合して新しい音楽が生み出されていきました。また、世界中でヒットする曲も出てきます。 1911年にアーヴィング・バーリングの「アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド」はレコードによって世界中に広まった最初の曲となりました。レコードによってポピュラー音楽が世界中に広がっていく時代がやってきたのです。 この展覧会では、蓄音機が世界中に普及しだした1910年頃からLPレコードが普及する1950年代までのアメリカを中心とした、ジャズやカントリーミュージック、ダンス音楽、映画やミュージカルの主題曲等々、世界のポピュラー音楽レコード320枚を出品して蓄音機で再生します。 リストを用意していますのでお好きな曲や演奏者、作曲家のレコードをリクエストしてください。当時の人々がどのような音楽を聴いていたのか、また、現在の音楽と共通する部分があるのかどうか、是非、自身の耳で聴いて確かめ、そして楽しんでください。 平成21年度大阪芸術大学所蔵品展 蓄音機とポピュラー音楽レコード 蓄音機で聴く世界のポピュラー音楽 平成21年7月1日(水)〜7月28日(火) 午前10:00〜午後4:00 入場無料 日曜休館 ※19日(日)・20日(祝月)開館 大阪芸術大学 芸術情報センター地下1F 地下展示室 投稿者:博物館 |
2009年7月 8日
昨日、織姫と彦星は無事に会うことができたのでしょうか??気になります・・・。 さて今日は大阪芸術大学ほたるまちキャンパスにやってきました! ここでは、7月6日(月)から明日9日(木)まで、大阪芸術大学環境デザイン学科の作品展「円環(えんかん)」が開催されています! ![]() この展覧会は、通信教育部の環境デザイン学科卒業生が中心となって企画、そこに芸術学部の学生たちも加わって今回の作品展が開催されたそうです。 「円環」というタイトルには、一つの作品を作ってそれで終わりではなく、そこからまた新たな作品へとつなげていきたい、学部と通信教育部がそれぞれ別々ではなく、つながっていきたい、先輩たちの作品を見て、1年生をはじめとした在学生が次の学年へとつなげていってほしい、円のように環状に、ずっとつながっていく、そんな意味が込められているそうです。 ![]() 初日には、各作品の制作者が3分間でプレゼンテーションを行う時間もあり、先生方らとのディスカッションはまさに真剣勝負!熱いプレゼンが行われました! オープニングパーティーには演奏学科の学生たちによるサキソフォンアンサンブルも行われました。演奏学科は音で、環境デザイン学科は空間で人を感動させる!媒体は違っても目的は、いかに人の心を揺さぶるか!なのです! 作品には、フィールドワーク実習の成果がまとめられたパネル、公園や建築のデザイン模型などがあります。 ![]() エコ、エコロジーが重要なキーワードとなっている近頃、環境デザイン学科では、エコ社会のデザインをプロデュースし、ランドスケープを創り出す、そんな環境デザイナーの育成を目指しています! 授業では、地球環境を守る取り組みを形として表現するエコデザインをテーマに、フィールドワークを中心とした演習や実習が開講されています。 ![]() 環境デザインって何? そう!それは、人と人とを“つなげる”空間、環境をデザインする、そんなステキなお仕事なんです! みなさんも、環境デザイン学科でエコデザイン、勉強してみませんか? 是非、この展覧会にもお越しください! ![]() 大阪芸術大学 環境デザイン学科・通信教育部 作品展「円環」 会期:2009年7月6日(月)〜7月9日(木) 大阪芸術大学ほたるまちキャンパス内ギャラリー 10:00--17:00 入場無料 お問合せ:06-6450-1515(大阪芸術大学ほたるまちキャンパス事務室) ほたるまちキャンパスへのアクセスはこちら>>> |
2009年7月 7日
みなさん、短冊に願い事をいっぱい書いて、自分だけ願いを叶えてもらおうなんて考えていませんか? 7月7日は一年のうちのたった一日だけ、織姫と彦星が天の川を渡って会うことを許された特別な日。皆さんも、夜空を見上げて二人の再会を願いませんか? 今年の七夕はなんと『満月』!午後9時頃には南東の空に丸い月が明るく輝いているはず。そこから少し左、東の空を見上げるといくつか星が見えます。 その中でも特に明るい2つの星が『織姫星』と『彦星』です。少し北にあって高いところで輝いているのが『織姫星』、南東寄りに少し低いところにあるのが『彦星』です。2つの間には天の川が綺麗に流れているはずなんですが、街灯と月明かりで見ることはできないかもしれません。果たして今夜無事に二人は出会えるのでしょうか? 二人の再会よりも、あの二人の願いを欲張って書いてしまいました…。織姫さん、彦星さん、ごめんなさい! ところで「七夕オタク」っているんでしょうかね?総合体育館ギャラリーは毎年恒例のいろんなヲタクたちの作品が集まった『ヲタク展’09』が8日(水)まで絶賛開催中です! 『ヲタク展』はついに今年で4年目。総合体育館ギャラリーの全フロアで総勢37名のオタクたちの作品が一堂に並んでいます! 今回の『ヲタク展』は『私立ヲタク学園』と題して、ギャラリーを4つのクラスに分けて、「自分は○○オタクだ」という生徒のメッセージが込められた作品を展示。 メンバーは全員4年生で構成されていて、『もう一つの卒業制作展』としてヲタク学園の生徒たちは意気込んでいます♪♪ この『ヲタク展』、実は意外に男性参加者よりも女性参加者が多いそうです! 最近ではマンガやアニメ・ゲームといった狭い意味のオタクだけでなく、健康オタクや料理オタク、スポーツオタクなど、オタクという文化が広がりを見せています。 今や誰もがオタク意識を持っていて、もはや男女問わず普通の日本人の姿になっています。 学園の生徒たちをまとめる生徒会長的な役割を担う林翔子さん(デザイン学科4年)にお話を伺いました。 「先輩方がこれまで代々開催してくれたおかげで、私たちも好きなように作品制作ができて、こうして観てもらえる機会ができました。学園ではいつも楽しく明るく、ヲタクと聞くと偏見の目で見られるけど、そういった見方を変えて楽しく見てもらいたいです」 音楽学科准教授であり、自称、私立ヲタク学園学長でもある市川衛先生にもお話を伺いました。 「『ヲタク展』は毎年開催しなければいけないというわけでなく、自然発生的に開催していけばいいと思っています。干渉せずにすべて学生自身に任せることで、卒業制作展ではできないことをここで爆発させて欲しいです。ヲタク学園の生徒たちは宝物です!」 『ヲタク展』はメンバーが作品を作って楽しむだけではなく、観に来てくれるお客さんにも楽しんでもらって『みんなで楽しむ』がコンセプト。 どうすれば観に来てくれた人を楽しませることができるか?そこで、アンケートを『成績表』と見立て評価してもらい、その声をいち早くキャッチしてすぐに展示会に反映させています。作品の見出しやポスターなど、毎日少しずつ違う形になっていて、多くのリピーターを呼んでいます。すでに4回も来てくれたという人もいるそうです。 「俺は○○に興味がある!」「私は○○が好き!」そう思っている人は、みんなこの学園の生徒です! 明日が最終日、でも皆さん、授業には遅れずに出席しないとダメですよ!! ヲタク展 『私立ヲタク学園』 総合体育館ギャラリー、ガーデンギャラリーにて 7月8日(水)15:30まで |
2009年6月30日
とうとうキノコが生えました! 探しに探していたところようやく発見!! 総合体育館前芝生広場にポツンと、まるで兄弟みたいに寄り添っていました。 種類は・・・調べてみましたが、見た目では判断がつかなくて、間違っていてはダメなので・・・。写真を見てわかる方は、是非ご一報を!! では、恒例の『ギャラリー探訪』のお時間です♪♪ 明日まで開催のギャラリー展示会をご紹介します!! まず、初めは『Threement』 松田淳司さん、岩本慶大さん、内堀志人さん(デザイン学科2年)が企画した可愛らしいTシャツがいっぱい並んだ展示会です。 >>Tシャツがいっぱい並んでいますが・・・ 「あれは無地Tシャツの写真に撮って、イラストを合わせてパネルにしたものです」 え、パネルなんですか?てっきり本物かと思いました・・・ 可愛いらしいイラストや動物など、色とりどりのTシャツに数々のイラストが30種類以上描かれていました。 Tシャツを買いに来たようなお買い物感覚で、気軽に見ることができます。 >>今回はなぜTシャツを使ったのですか? 「時期も夏が近づいてきて、ただ単に絵画を展示するよりTシャツの方が身近に感じてもらえると思って企画しました。」 さらに、アンケートに答えると抽選で3名の方に、この展示しているTシャツをプレゼントするそうです!! 皆さんもお気に入りの一枚を見つけてみては? 続いては『Age+』 キーワードは『癒し』。仲宗根史子さん、円並地順子さん、盛谷理絵さん(工芸学科4年)がエーゲ海をモチーフにして浅くも深くもある"海の世界"を藍染で表現しています。 幾重にも重なる藍染が、エーゲ海の中に潜っているようです。 藍染に照らされる照明が、まるで海面に照らされる太陽の光のようで、神秘的な海の世界が広がっています。 写真でもおわかりになるかと思いますが、枚数が非常に多いので準備期間が大変だったそうで・・・ 「メンバー2人が教育実習に行ったり、授業との両立が大変で、思い出すだけでも汗が・・・」 それはそれは・・・ご苦労様でした。 >>そもそも藍染ってどういう工程なんですか? 「まず、生地の不純物を取り除く”精錬”という作業をして、藍の粉末とそれを生地に固着させるためのソーダ灰とハイドロ(藍の還元溶解)を混ぜて『藍を立てる』。すると、分裂して下に黄色い層が出来て、そこに布をくぐらせて乾燥させると空気で酸化して藍の色が出てくるんです。藍は生き物で、調子によっては色も変わってきますよ」 >>藍染ってすぐ青くならないんですね。 「もっと枚数を多くして更に布の重なりを見せたかったです。表現したいことと与えられた条件を踏まえて、どうやって表現にしていくか悩みに悩みました!」 白と青の世界が広がる中で、波の音が聞こえる・・・。日常の喧騒で疲れた体をここで癒してみては? (テーマが"海"だけに来場者には珊瑚をプレゼント!) 最後は『リズム展』 ビジュアルアーツ×スペースデザインの学生がコラボした展示会で、テーマ『リズム』。音楽だけでなくて、五感でリズムを感じてもらいたいということをテーマに、それぞれ表現しました。 島村聖香さん(デザイン学科3年)が描いたのは『プランクトン』 「海とか水の中、色、微生物やうごめいている物が好きで、小さくても生きている鼓動、生物としてのリズムを描きたいなと思って描きました。最初から行きつく先が見えて完成形が見えて描いたわけではなく、考えながら描いていきました」 尾鼻さやかさん(デザイン学科3年)は『ゾウ』 「テーマが決まってからどう表現するか思い浮かばず、モヤモヤしていた気持ちをリズムに置き換えようと。普段からリアルな描写が好きで、動物をモチーフに描くことが多いので、このモヤモヤした気持ちをゾウの表情にしました」 2人とも描きこみが全然できなくて納得していないとのこと・・・ 「でも、空間演出には助けられています。ただ壁に張るより、いい作品に見えました」 前田友里さん(デザイン学科3年)をはじめとする3人のスペースデザイン担当が、この展示会にまた新しいリズムを刻みました。 「作品は目で見て、スペースは体感してもらおうと。作品がメインということを踏まえて、寂しい部分はライトでパイプに当てた影と立体とを合わせることで、ギャラリー全体を見通すことができて絵を邪魔しない空間を演出しました。」 日常生活の中で刻まれるリズムを表現した作品がまた違うリズムを奏でて、さらに空間デザインがアクセントに。まさしく五感でリズムを体感できます。 ギャラリー展示会最終日は、撤収作業もあるので、夕方頃には終了します。 皆さん、是非その眼でご覧になってはいかがですか? Threement 総合体育館ガーデンギャラリーにて Age+ リズム展 総合体育館ギャラリーにて いずれも7月1日(水)夕方頃まで |









