2011年度キャラクター造形学科シンボルキャラクター展が
7月5日(火)から11日(月)まで情報芸術センターのギャラリーで行われました。
来場者の人気投票で選出された上位20作品の中から厳正な審査の結果、キャラクター造形学科1回生・
小宮山美波さんの“パレッタ”が「完成度の高いデザインに仕上がっているし、デジタル画の実感が
こもっている」(里中満智子学科長)と高く評価され、本年度のグランプリに決定しました。
授賞式は7月26日(火)午後1時20分から9号館001教室で行われ、グランプリに輝いた小宮山さんの
ほか、優秀賞を受賞した重松和樹さんの“Qット・ペロー”、西谷優花さんの“Uペン”、
中野利章さんの“ペンイチロウ”(以上キャラクター造形学科1回生)の4名に、シンボルキャラクタ
ー展実行委員長・日野日出志先生より賞状と賞品が授与されました。
シンボルキャラクター展は今年で7回目。第1回グランプリの川上雄太さんは『IAAF世界陸上2007
大阪』公式マスコット“トラッフィー”を考案するなど、毎年この受賞を契機にクリエイターとしての
第一歩を踏み出しています。
最近も第6回受賞者の東山恭子さんが天王寺学館高等学校マスコットキャラクターで優秀賞(キャラ
クター名・“マナビー”)を受賞。第5回受賞者の住吉崚さんは第77回手塚賞佳作を受賞し、今月12日
(金)発売のジャンプNEXTでデビュー(作品名・『MAG?愛を求めて?』)が決まりました。
受賞した人はこの賞を糧に、受賞できなかった人は悔しさをバネに、クリエイターとして羽ばたいて
ほしいと思います。
投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)

整理券を5月25日(水)昼休み 9-201教室前で配布します。
来る、2011年5月29日(日)
このグループ展での特徴は領域間の越境が見られることです。丸山さんの作品は、日本画の顔料を使用し半抽象的なイメージで構成されており、画面には着色した紙をはり作品にレリーフ的ふくらみを作っています。日本画の顔料を使用しながら日本画という意識を超えて作品があります。色彩の薄くなったところには顔料の粒が漂い、鮮やかな色相の中にも物質性を感じる瞬間があります。また横に長く延ばされたキャンバスは、移動しながら物語を見るような絵巻物の展示のようでもありました。
井上さんの作品は3つに分けら
中田さんの作品は水平線を遠くに捉え茫洋とした海と空が描かれています。海と空は正面から捉えられ、それ以外情景を映し出すものは無くただただ観者の視線は表現された波に漂い、視点が定まる事はありません。
上村和夫先生の作品は白い画面にグレーでイメージを作られているようです。しかし近づくとグレーの色に見えたものは数字が規則正しく描かれています。先生は「イメージと記号の関係」の絵画の探求をされていたと思います。イメージと記号と云えばネオダダのジャスパー・ジョーンズを思い浮かべますが、彼の作品は、標的や国旗等絵画からイリュージョンを消し、物質化する事にあったと思います。しかし、先生の作品は物質性は消去され、絵画の平坦性を強く感じられます。背景の喪失によりイメージは浮き上がるものですが、イメージを構成している数字がそれを押しとどめているようです。


